ドローンレンタルを利用すれば、高価な機体を購入しなくても、旅行やレジャー、動画撮影など、必要な期間だけドローンを使えます。
ただし、料金だけを見て選ぶと、「送料を含めると高くなった」「希望したDJI機種がなかった」「破損時の自己負担を確認していなかった」といった失敗につながることがあります。
この記事では、個人がネットから申し込めるドローンレンタルサービスを比較し、料金、DJI機種、1日・短期利用、保険・補償、飛行ルールまでまとめます。
この記事でわかること
- 個人向けドローンレンタルサービスの違い
- ドローンレンタル料金を比較するときのポイント
- DJIのカメラドローンを短期間借りる方法
- 保険・補償と免許、飛行許可で確認すべきこと
料金や取り扱い機種、送料、補償条件は変更される場合があります。この記事では2026年9月2日時点で確認できた情報を目安として紹介しています。申し込み前には各サービスと国土交通省の公式情報を必ず確認してください。
ドローンレンタルおすすめ4社を料金・DJI機種・短期利用で比較
見出しリンク一覧
- 個人向けドローンレンタル4社の比較
- ドローンレンタル料金は表示価格だけで比べない
- DJIのドローンをレンタルするなら用途から機種を決める
- ドローンを1日だけレンタルするときの注意点
- ドローンレンタルの保険・補償を確認する
- 個人向けドローンレンタルの選び方
個人向けドローンレンタル4社の比較

個人がネットでドローンをレンタルするなら、まずは「取り扱い機種」「最低利用期間」「送料」「保険・補償」を比較しましょう。
| サービス | 料金例 | 送料・補償など | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ドロサツ | DJI Mini 5 Pro:1泊2日5,500円(税込) | 往復送料1,980円~が別途。対象DJI機に国内損害賠償保険が付帯。機体破損に備えるドロサツ!!Careは任意 | 新しいDJI機を短期間使いたい人 |
| ドローンレンタルセンター | DJI Mini 4 Pro:1日プラン7,150円(税込) | 往復配送費は別途。1日プランは実質2泊3日。空中ドローンには賠償責任保険が付帯 | 実際に使う日を基準に借りたい人 |
| ドローンレンタルネット | DJI Mini 5 Pro:1日プラン13,000円(税込) | 往復送料・安心レンタル補償料込み。機体補償と賠償責任保険を含む | 送料や補償を含めた料金で比較したい人 |
| モノカリ | DJI mini / SPARK:2泊3日9,800円~ | 3日目以降も延長可能。商品や配送先により条件を確認 | 旧世代機を含めて料金を重視したい人 |
表を見るとドロサツの基本料金が安く見えますが、往復送料は別途必要です。一方、ドローンレンタルネットは表示料金に往復送料と安心レンタル補償料が含まれています。
ドローンレンタルセンターも1日プランの表示料金とは別に往復配送費が加算されます。そのため、「表示料金が一番安いサービス=支払総額も一番安い」とは限りません。
モノカリのDJI mini / SPARKは2泊3日9,800円~ですが、DJI mini、DJI mini 2、DJI SPARKのいずれかとなるプランです。特定の新しい機種を使いたい場合は、機種を指定できるサービスのほうが選びやすいでしょう。
ドローンレンタル料金は表示価格だけで比べない
ドローンレンタル料金を比較するときは、機体の表示価格ではなく、返却までにかかる総額を見ることが大切です。
同じ「1日利用」でも、サービスによって期間の数え方が異なります。1泊2日を1日プランとしているサービスもあれば、利用日前日に受け取り、利用翌日に返却する実質2泊3日のサービスもあります。
- 基本レンタル料金
- 往復送料・配送費
- 追加バッテリー料金
- 補償サービスの料金
- 延長料金
- 返却方法と返却期限
たとえば旅行先で1日だけ空撮する場合でも、機体を受け取る日と返却する日を含めると、手元に置く期間は2~3日になることがあります。
安いドローンレンタルを探すときほど、「実際に撮影へ使える日数」「送料」「補償」を含めた最終的な支払総額を確認してください。
DJIのドローンをレンタルするなら用途から機種を決める

個人の空撮目的なら、DJIの小型カメラドローンは有力な選択肢です。ただし、単純に新しい機種を選ぶより、撮りたい映像や持ち運びやすさに合わせて選んだほうが無駄な出費を減らせます。
| 用途 | 候補 | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| 旅行・風景撮影 | DJI Miniシリーズ | 小型で持ち運びやすい機種を選びたい人向け |
| 画質を重視した空撮 | DJI Airシリーズ | カメラ性能と携帯性のバランスを重視したい人向け |
| 本格的な映像制作 | DJI Mavicシリーズ | より高い撮影性能を求める人向け |
| 手軽な短い動画 | DJI Neoシリーズ | コンパクトな機体で気軽に撮影したい人向け |
初めてレンタルする人は、機体だけでなく送信機も確認しましょう。画面付き送信機が付属するプランなら、対応するスマートフォンや接続方法を気にせず使いやすい場合があります。
また、空撮ではバッテリー1本だけでは撮影時間に余裕がなくなることがあります。予備バッテリーが基本セットに何本含まれるかも、料金を比較するときのポイントです。
ドローンを1日だけレンタルするときの注意点
ドローンを1日だけ使いたい場合は、「1日プラン」という言葉だけで判断しないようにしましょう。
サービスによって、料金上のレンタル期間と実際に撮影へ使う利用日の考え方が異なるためです。
ドローンレンタルセンターの1日プランは実質2泊3日です。利用日の前日に機体を受け取り、利用最終日の翌日昼12時までに返却発送する仕組みとなっています。
一方、ドロサツの短期プランは1泊2日からです。ドローンレンタルネットでは1日プランが1泊2日として設定されています。
1日だけの撮影なら、料金だけではなく「いつ届くか」「いつまで撮影に使えるか」「いつまでに返送するか」を確認すると失敗しにくくなります。
ドローンレンタルの保険・補償を確認する

ドローンレンタルでは、第三者への損害に備える賠償責任保険と、借りた機体そのものの破損に備える補償を分けて確認してください。
この2つは似ていますが、対象となる損害が異なります。
| 種類 | 主な対象 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 賠償責任保険 | 第三者の身体や財物への損害 | 保険金額、免責金額、対象者、対象地域 |
| 機体補償 | レンタルしたドローンの破損 | 自己負担額、対象となる事故、対象部品 |
| 紛失・水没 | 回収できなくなった機体など | 補償対象か、購入代金などの負担が発生するか |
ドロサツでは、対象となるDJI製ドローンに国内の損害賠償保険が付帯しており、対人・対物の保険金額は1億円です。免責金額は1事故につき5万円と案内されています。
機体破損時の負担を抑える「ドロサツ!!Care」は別の仕組みです。Mini 5 Proの通常レンタル5,500円に自動で含まれているわけではなく、加入する場合は料金が変わります。
ドローンレンタルネットでは、すべてのドローンレンタルに機体補償と賠償責任保険が含まれています。Mini 5 Proの機体補償の免責金額は12,000円で、一般ドローンの賠償責任保険は1事故1億円、免責金額5万円です。
ドローンレンタルセンターでは、空中ドローンについて対人・対物各1億円の賠償責任保険を案内しています。一方、機体の種類や事故状況によって保険が適用されない場合があるため、予約する機種ごとの条件を確認しましょう。
また、水没、紛失、盗難、規約違反、重大な過失などは補償の扱いが変わる場合があります。「保険付きだから何が起きても負担がない」と考えず、免責金額と補償対象外の条件まで確認してください。
個人向けドローンレンタルの選び方
個人利用では、次の順番で絞り込むと選びやすくなります。
- 撮影する場所と日程を決める
- 飛行できる場所か確認する
- 用途に合うDJI機種などを選ぶ
- 必要なバッテリー本数を決める
- 同じ条件で料金総額を比較する
- 保険・補償の免責条件を確認する
- 在庫を確認して予約する
価格を優先すると安いプランに目が向きますが、初めて使う人ほど、予備バッテリーや画面付き送信機、補償などがそろったセットのほうが準備しやすい場合があります。
反対に、すでに操縦経験があり必要な機材が明確なら、不要なオプションを外して料金を抑える方法もあります。
ドローンレンタルを個人で使う前に知りたい免許・登録・飛行ルール
見出しリンク一覧
- ドローンは免許不要でも飛ばせる
- 100g以上のドローンは機体登録を確認する
- 場所や飛ばし方によって許可・承認が必要
- ネットでドローンをレンタルする流れ
- ドローンレンタルのよくある質問
- 自分に合うドローンレンタルを選ぶポイント
ドローンは免許不要でも飛ばせる

ドローンは、すべての飛行で国家資格が必須というわけではありません。
国土交通省の「無人航空機操縦者技能証明」は、ドローンを飛ばすために必要な技能を証明する資格制度です。ただし、技能証明書の取得は、すべての無人航空機の飛行で必須ではないとされています。
そのため、条件を満たす場所と飛ばし方であれば、技能証明を持っていない個人でも飛行できる場合があります。
ただし、「免許不要」は「自由にどこでも飛ばせる」という意味ではありません。飛行場所や飛ばし方によっては、国土交通大臣の許可・承認などが必要です。
100g以上のドローンは機体登録を確認する
日本では、100g以上の無人航空機は機体登録が義務付けられています。登録されていない100g以上の無人航空機を飛行させることはできません。
レンタル機はレンタル会社側で登録されている場合がありますが、借りる機体が必要な登録を済ませているかは申し込み前に確認しておくと安心です。
また、100g以上の機体は航空法による飛行規制の対象になります。小型だから自由に飛ばせるとは考えず、機体と飛行場所の両方を確認しましょう。
場所や飛ばし方によって許可・承認が必要

レンタルしたドローンでも、飛行ルールは利用者自身で確認する必要があります。
空港等の周辺、緊急用務空域、地表または水面から150m以上の上空、人口集中地区の上空など、航空法上の特定飛行に該当する空域があります。
また、夜間飛行、目視外飛行、人または物件から30mの距離を確保できない飛行、催し場所上空での飛行、危険物の輸送、物件の投下なども特定飛行に含まれます。
特定飛行では原則として飛行許可・承認の手続きが必要ですが、機体認証や操縦者技能証明の有無、飛行カテゴリーなどによって一部の手続きを省略できる場合があります。
さらに、航空法だけを確認すればよいとは限りません。小型無人機等飛行禁止法、自治体の条例、施設管理者のルール、土地所有者・管理者の許可などが関係する場合があります。
「人が少ない場所だから大丈夫」「山や海なら自由」と自己判断せず、撮影予定地点を決めてから必要なルールや手続きを確認してください。
ネットでドローンをレンタルする流れ
ネットでドローンをレンタルするときは、一般的に次のような流れで進めます。
- 飛行場所と利用日を決める
- 必要な飛行ルールや手続きを確認する
- レンタルする機種を決める
- 必要に応じて会員登録や本人確認を行う
- 利用日を指定して予約する
- 届いた機体と付属品を確認する
- 安全確認をして飛行・撮影する
- 指定された期限までに返送する
初めて利用するサービスでは、本人確認などに時間がかかる場合があります。撮影日の直前ではなく、余裕を持って手続きを始めると安心です。
機体が届いたら、いきなり本番撮影を始めないことも大切です。機体、送信機、バッテリー、プロペラ、記録メディアなどを確認し、安全に操作できる環境で基本操作を確認しておきましょう。
ドローンレンタルのよくある質問
Q. ドローンレンタルは個人でも利用できますか?
はい。個人利用に対応するドローンレンタルサービスがあります。ただし、年齢条件、本人確認、支払方法などはサービスごとに異なるため、申し込み前に利用条件を確認してください。
Q. ドローンを1日だけレンタルできますか?
1日利用に対応するサービスがあります。ただし、1日プランが1泊2日または実質2泊3日として設定されている場合があります。利用日だけではなく、受取日と返却日も確認しましょう。
Q. 一番安いドローンレンタルを選べばよいですか?
表示料金だけでは決めないほうが安心です。往復送料、予備バッテリー、送信機、機体補償、賠償責任保険まで含めた条件と総額を比較しましょう。
Q. DJIのドローンはレンタルできますか?
はい。DJI Mini、Air、Mavic、Neoなどを扱うレンタルサービスがあります。サービスによって取り扱い機種や在庫が異なるため、予約時に確認してください。
Q. ドローンの免許を持っていなくてもレンタルできますか?
国家資格である無人航空機操縦者技能証明は、すべての飛行で必須ではありません。ただし、飛行する場所や方法によって許可・承認などが必要になる場合があります。レンタルできることと、その場所で適法に飛ばせることは分けて考えてください。
Q. レンタルドローンを壊したら全額弁償ですか?
必ずしも全額負担になるとは限りません。機体補償が用意されているサービスでは、条件を満たせば自己負担額に上限が設定される場合があります。ただし、紛失、水没、盗難、規約違反などが対象外になることもあるため、利用規約と補償条件を確認してください。
自分に合うドローンレンタルを選ぶポイント
個人向けのドローンレンタルは、必要な期間だけカメラドローンを使える便利な方法です。購入前に機種を試したい場合や、旅行・イベントなどで数日だけ空撮したい場合にも活用できます。
- 料金は送料や補償を含む総額で比べる
- DJI機は撮影目的に合わせてシリーズを選ぶ
- 1日利用では受取日と返却日を確認する
- 賠償責任保険と機体補償を分けて確認する
- 免許不要の場合でも飛行ルールは必ず確認する
初めてなら、まず撮影場所と日程を決め、その場所で飛行できるか確認してください。そのうえで必要な機種とバッテリー本数を決め、複数サービスの総額と補償内容を比較すると、自分に合うドローンレンタルを選びやすくなります。
料金、機種、保険、配送条件、航空法上の制度や手続きは変更される場合があります。予約や飛行の前には、レンタルサービスおよび国土交通省の公式サイトで最新情報を確認してください。


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